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感染の多い性感染症はどのようなものがあるのか

2019年09月08日
医者と話している男性

日本における性感染症の感染者数は少ないと思っている人もいるかもしれませんが、決して少ないとは言えない人数です。日本は性行為に対して消極的な人が増えていると言われることも多いので、性行為によって感染する病気になる人は、あまりいないと思われがちですが、実際のところは違っています。たしかに性行為に対して消極的な人もいますが、その一方ではじめて性交渉を行う年齢が低下してきていたり、短期間や同時期に複数のパートナーを持つ人が増えていたりするので、性感染症にかかる人は少なくないのです。

性行為によってかかる病気の種類ではひとつではなく、様々な性感染症にかかってしまう可能性があります。性感染症の種類は多数ありますが、そのなかには感染者数が多いものもあれば、そうでないものもあるのです。特に日本では性器クラミジアという感染症が最も多いと言えるでしょう。その次に多いとされている淋病よりも2.5倍近く多い感染者数であり、かなりの人が性器クラミジアにかかっているということがわかります。

性感染症の感染経路には様々なものがありますが、避妊具を用いない挿入だけではなく、オーラルセックスや肛門性交によっても病気が感染してしまうのです。避妊具を使用しなければお互いの性器が直接触れ合うことになるので、感染のリスクが高まってしまいます。また、直接性器が触れ合わなければ病気にならないと思っている人もいますが、口と性器が触れ合った場合も感染症が移ってしまう可能性があるのです。基本的に、粘膜同士が触れることで性感染症は感染するので、挿入時には避妊具を使用することを徹底して性行為を行っていたとしても、オーラルセックスをしてしまえば感染することもあります。肛門性交の場合は避妊具を使用しなかった場合、感染してしまう可能性がかなり高くなると言えるでしょう。

感染症者の数が最も多い性器クラミジアは、感染経路がオーラルセックスであることが非常に多いと言えます。性器クラミジアの場合は性器から喉への感染や、反対に喉から性器に感染するケースが非常に多いのです。ほとんどのケースはオーラルセックスによるものですが、避妊具なしの挿入や肛門性交でも性器クラミジアに感染してしまいます。性器ヘルペスや梅毒、淋病も感染症者数が多い性感染症だということができ、これらもオーラルセックスや避妊具を用いなかった性行為によって感染するのです。

感染している人数が少人数であるHIV感染症と異なって、性器クラミジアや性器ヘルペス、梅毒をはじめとした感染症者の数が多い性感染症は、簡単に移りやすい感染経路を持っているということができます。たとえば避妊具なしでの挿入や肛門性交を行うカップルは比較的少ないですが、オーラルセックスは多くのカップルが行っていることだと言えるのです。そのため、肛門性交による感染が多いHIV感染症は感染症者数が少ないと言えます。オーラルセックスのように、行っている人が多い行為で移りやすい病気や、簡単に移りやすい感染経路を持っている性感染症は自然と感染している人数も多くなってしまうのです。